L’AROSS(アロス)
パリのサン・シュルピス教会のアリスティド・カヴァイエ=コル・オルガン波及のための協会(AROSS)はコンサートやマスタークラス、そして学童を対象とした活動を企画しながら、サン・シュルピス教会のオルガンの実像をより多くの人に知らせ、発展させ、強化する目的を持っています。
比類のない音楽遺産
パリのサン・シュルピス教会は有名なオルガン製作者アリスティド・カヴァイエ=コル(1811-1899)によって建造された2つの特別な楽器を実際に保護しています。建造以来、美学の観点において変わっていない聖歌隊席オルガン(1858年)、そして特に大オルガン(1862年)は製作者の芸術の掛替えのない証であり、世界のオルガン遺産を構成する主要な要素です。
大オルガンはカヴァイエ=コルがかつて製作したオルガンの中で最も大きい楽器です(5段鍵盤とペダルで102ストップ)。以前にF.H.クリコが製作したオルガン(1781年)の多くの部分を含め、そのオルガン筐体も楽器の部分も歴史的記念物に指定されています。アルベルト・シュヴァイツァーはこのオルガンのことを《世界一美しいオルガン》と語りました。
私たちはどのようにして資金を得ているのでしょう?
アロスはいかなる助成金も受けていません。しかし、コンサートの組織(演奏家への出演料、交通費、宿泊代、楽器の調律、コミュニケーション、ポスター)は非常に大きな額に相当します。
そのようなわけで、のシーズンのコンサートへの皆様の寛大なご出資を私たちはお願いいたします。
前もって感謝申し上げます!